私はせっかちだ。
カフェに行くとだいたい席に着いて「五分以内」にドリンクを飲み終える。
周りに一気コールを掛けられているわけではない。
しかし、読書するためにカフェに入店して、五分でグラスが空になる。
本を読み始める前には、「もうそろ帰ります」オーラ。
知り合いとカフェに行くと「飲むペース」を観察する。
そして、ゆっくり味わう人を見ると感動する。
勝手に飲むペースを合わせて、ペアダンスを踊った気分に浸る。
知り合いにその話をしたところ、
「コーヒーは、飲み込む前に、舌で味を楽しむんだよ。」と教えられた。
教えられたら試すしかないやろ。と思い、
コーヒー、カフェラテ、紅茶… 様々な飲み物で試みた。
その中で一番感動したのが…
「ラッシー」である。
ラッシーは、インド料理の飲み物で「ヨーグルト」をベースにして作られるらしい。
飲み込む前に舌で味わないと、決して出会えない「まろやかな味」が体を包み込む…。
目を閉じれば、ヒラヤマ山脈が手を広げている…
「はぁーい！こっちおいでよ〜！」
と打ち込みながら 今モンブランラテ飲んでる。
おしまい
